腰骨を立てた姿勢 |
以前、ある幼稚園を訪問させていただいた時のことです。園児は、先生の話に、一生懸命耳を傾け、落ち着き、教室の静けさと張りつめた空気に感動いたしました。その時の園児の姿勢が、両手を両ヒザにきちんと置き、腰骨が真直ぐ伸びた正しい姿勢でした。腰骨を真直ぐに立てた正しい姿勢のために、集中力が身につき又、疲れないので体を動かすことがないのだと思いました。 年を重ねても、腰骨を立てた正しい姿勢を貫かれていらっしゃる方は、実際の年齢よりも若く見えるようです。 私も朝晩十五分間位づつ瞑想を続けておりますが腰骨を立てて静かに坐っていると、雑念が消え瞑想に集中でき、その深さも深くなるようです。 腰骨を立てた姿勢とは、アゴを引き少しお尻を後ろにつき出すようにして背筋を伸ばす姿勢ですが、体の血液が無理なく、滞ることなく流れるようでとても気持ちが良いものです。皆様も腰骨を立てた正しい姿勢で過ごされてはいかがでしょうか。 以前、私が腰骨を立てた姿勢で瞑想をしている時に心に込み上げてきた思いの一部を紹介させていただきます。 腰骨を立てた |
2007年7月第198号より |